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発音が分からないなら「How do you pronunce?」

英語の発音を相手に聞いているイメージ

 単語帳や教科書などで英語学習をしていて、新しい単語や英会話フレーズに出会った時に「え!?これってどうやって読むの?」と思ってしまった経験は無いでしょうか?

 現在は電子辞書やパソコンの普及により、簡単に調べただけで「英単語の発音方法」や「ネイティブスピーカーの発音」を聞く事ができる時代になっています。

 しかし、英会話レッスン中の場合だと、「先生が目の前に居るにも関わらず電子辞書を引っ張り出してきて、電子辞書から流れる発音に耳を傾ける」何て言うのは少しおかしいですよね?

 目の前に先生がいるなら、しっかり先生に「どうやって発音するんですか?」と尋ねて、先生からキッチリ教えて貰って、ついでに発音強制もして貰うのが一番です。

 そこで、「How do you pronunce?(どのように発音するんですか?)」と言う英語表現について、ここではしっかりと覚えて頂ければと思います。

「pronunce」の意味

 「How do you pronunce?」について覚える前に、少し長い単語である「pronunce」の意味について解説しておくと、「pronunce(発音する)」と言う動詞になります。

 良く英語教材のタイトルなどで耳にする「pronunciation(発音)」は、「pronunce」の名詞形になると考えると、英会話入門者にとっては少し厳しい長めの単語ですが、「pronunce」も覚えられそうですよね?

「How do you pronunce?」の解説

 それでは「How do you pronunce?」の解説に入っていきたいと思いますが、まず「How」は『どのように』と言う意味で「do you」は『あなたは?』と言う疑問形式なので、先ほどの「pronunce」の『発音する』と言う意味を組み合わせて、「How do you pronunce?(どのように発音するんですか?)」と言う疑問文になります。

 ここで、「どのように発音するんですか?」と言う日本語訳になる訳ですが、この質問をすると相手には遠まわしに「発音方法が分からないので教えて欲しい」と言うニュアンスも同時に伝える事になります。

 そのため、先生に対して「発音方法」について質問するならば、この「How do you pronunce?」と言う英会話フレーズが最適と言う事になります。

単語を指定して「How do you pronunce this?」

 次に「How do you pronunce?」簡単な使い方についてですが、例えば、オンライン英会話レッスン中に先生に対して質問をする場合、WEBカメラ等に単語を写し指さしながら、「How do you pronunce?」と質問します。

 ちなみに、発音が分からない単語を指さして質問している状態であれば、「How do you pronunce this?(この単語はどのように発音しますか?)」と言う風に「this(これは)」を最後に付け加えると、英語として綺麗に聞こえます。

 どうですか?使い方も非常に簡単なので今日のレッスンからでも“ドンドン”使えちゃいそうですよね?

「How do you pronunce?」の数が自分の英語力

 英語を綺麗に話せる人のほとんどが、英語が話せるようになるまでに「How do you pronunce?」と言うフレーズを、何千・何万回と使っていらっしゃいます。

 それは逆に考えると、『「How do you pronunce?」を使った回数がその人の英語力』と言えるのかも知れません。そこで、英語上級者を目指して、初心者の方でも何度も使い英語力を向上に役立てて頂ければと思います。

発音ができれば聞き取れる不思議

とっても綺麗な英語発音で話しているイメージ

 良く英会話教材の販売文句として使われるのですが、「英語は発音ができたら聞き取れる」と言う、英語を第二言語として覚えていく上で大変有名な言葉が有ります。

 これは、発音が無茶苦茶なのにも関わらず“聞き取りはバッチリできる”と言う人も中にはいらっしゃいますので、「必ずしも正解とは言いきれない」のですが、実際、綺麗に発音ができる人と言うのは、「既に耳が英語耳として鍛えられているため発音ができる」と言う解釈をする事でつじつまが合います。

 そこで、英会話初心者の皆様には、「How do you pronunce?」を何度も使い、まずは耳を鍛えるところから始めて、そして何度も覚えた発音を口に出すことにより発音も向上させ、「気が付けばリスニングもバッチリ」と言う英語学習の路線を歩んで頂ければと思います。

 つまり、「発音・聞き取り」と言うのは、切っても切れない仲にあると言う事なのかも知れませんね。

国籍による発音の違いも面白い

 ご存じの事かと思いますが、英語と言うのは世界中で使われる言語なので、英語が主要言語となっている国でも発音は大きく異なっています。

 近年ではテレビやインターネットの普及により、訛りのある英語を話すオーストラリアやニュージーランドの都市部では、比較的聞き取りやすい英語を話す人が増えていますが、それでもアイルランド訛りやニュージーランド訛りの強い特にお年寄りとなると、その聞き取りはかなり手ごわいです。

 しかし、こう言った方にも「How do you pronunce?」と色々な単語について質問していく内に、気が付けば相手の訛りに慣れてしまい聞き取れるようになるので、そう言った場合においても有効に活用できるのが「How do you pronunce?」と言うフレーズです。

 正に、即戦力となる英会話フレーズと言えるのではないでしょうか?

オーストラリアで「Ta(タ)」と言われたら

 オーストラリアの田舎に行くと、「Ta(タ)」と言われる事があります。

 ここまで来ると、英語の発音も聞き取りも有ったもんじゃないのですが、完全に「Ta(タ)」と聞こえてくるその単語の正体はと言うと、「Thank you」のオーストラリアの方言なんですね(笑)。発音は本当に深くて面白いですよ(笑)。

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